昨日のドル/円は、10月5日以来の114円台へ上伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)は予想通りに政策金利を据え置き、声明では米国の経済情勢に改めて前向きな評価を下した。市場はこれを事実上の12月利上げ追認と受け止めた模様で、米長期金利の上昇とともにドルが買われた。

 ドル/円は、10月4日に付けた114.55円前後の年初来高値を視界に捉えている。これを上抜ければ、10月の世界同時株安で失った上げ幅を全て取り戻す事になる。114円台半ばは、大きな節目の115円に向けた最終関門と言えそうだ。

 ただ、今週のドル/円は日足ベースで「陰線知らず」の上昇を続けてきた。週末を控えて調整が入ってもおかしくないタイミングだろう。また、米長期金利の上昇によって、再び株価が値崩れを起こさないか気になるところでもある。昨日のFOMC後も米国株は大きく崩れる事はなかったが、主要国の株価動向は念のため気にしておきたい。

 本日の予想レンジ:113.600-114.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)