昨日のドル/円は、米中間選挙の開票動向を睨んで乱高下したが、終値では113.50円台に戻すなど堅調を維持。特に、113円割れ(112.90円台)の押し目買い意欲の強さが目を引いた。本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)(28:00)を見据えて米2年債利回りが約10年ぶりの2.96%台に上昇しており、日米金利差の拡大がドル/円相場を下支えしていると見られる。

 本日のFOMCについては、政策変更なしの公算で、焦点は12月(次回)の利上げに関する手掛かりとなる。7日時点の12月利上げ確率(米金利先物市場の織り込み度合い、FedWatch)は75%程度であり、市場は利上げを確信するまでには至っていない様子。FOMCが12月利上げに前向きな姿勢を示せば、ドル/円にも上昇余地があると言えるだろう。ただ、長期金利の上昇が株価の下落を誘えば、(ドル買いよりも)円買いが強まりかねない点には注意したい。FOMC後は、米金利や米株の動向にも目配りが必要となろう。
本日の予想レンジ:112.900-114.100円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)