政府官房は10月29日、グエン・スアン・フック首相と南中部沿岸地方ニントゥアン省人民委員会の指導者との協議結果を公文書第416号/TB-VPCPで発表した。

  それによると、フック首相はニントゥアン省の要望通りに、原子力発電所の建設予定地の土地使用目的の変更を原則的に承認した。変更後の土地使用目的は、経済合理性を考慮し、同地方の強みである再生可能エネルギー案件に利用して国のエネルギー安全保障への貢献を検討するよう求めた。

  フック首相はまた、商工省が2015年6月に公布した第1及び第2ニントゥアン原子力発電所建設地点計画に関する商工省決定第6070号/QD-BCTを、11月中に取り消すよう商工相に指示した。

  ニントゥアン省には、原子力発電所建設予定地の土地使用目的変更案を作成し政府に提出するよう指示。変更案には地域住民の生活安定策を盛り込むよう求めた。計画投資省には、関連各省と共同で変更案を審査し、年内に首相に報告するよう求めた。

  原子力発電所建設案件は、2009年の第12期(2007~2011年)国会で採択されたが、経済状況が変化したことなどから2016年の第14期(2016~2021年)第2回国会で中止が決定された。(情報提供:VERAC)