昨日のドル/円は、NY市場で反落したため113円台を維持できずに10月の取引を終えた。ロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングの前後で広範囲なドル売りフローが観測されており、昨日の下落は月末特有のイレギュラーな動きと見て良いだろう。本日の相場展開に影響が残る事はなさそうだ。

 そうした中、目先の市場の関心は明日の米10月雇用統計に向かうと見られる。昨日は前哨戦の米10月ADP全国雇用者数が発表されており22.7万人増と高い伸びを記録した。「明日への期待」が本日のドルの下値を支える公算で、市場ムードの急変がなければ20日移動平均線などが通る112.50円前後はサポートされそうだ。一方、昨日高値の113.38円前後を突破できれば、113円台後半への上伸も視野に入るが、そのためには世界的な株価続伸などの強い追風が必要となろう。

 本日の予想レンジ:112.500-113.700円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)