本日はトルコ中銀が政策金利を発表する。前回(9月13日)の大幅利上げをきっかけにリラ安が一服している事などから、今回は政策金利を24.00%に据え置く公算が大きいと見られている。とはいえ、トルコの9月消費者物価指数は、前年比の伸び率が政策金利を上回る+24.52%に達しており、市場では(今回はともかく)追加利上げが必要との見方が強い。ところが、トルコ国内で絶大な権力を掌握したエルドアン大統領は、低金利志向を隠そうとしない。23日にも「低金利は、懸念要因であるインフレの抑制につながる」と述べて経済常識とは真逆の自説を展開した。そうした中、トルコ中銀が大統領に対する「ファイティングポーズ」を取りうるのか注目される。具体的には「必要なら一段の金融引き締めを行う」とした前回の決意表明を踏襲して、引締めスタンスを維持できるかが焦点だ。市場は、トルコ中銀が独立性をどれだけ保てるかという点にも注目している。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)