世界の株式市場が再び動揺し始めている。昨日は欧米市場で株価が下落したが、その流れを継いで本日は、日経平均株価の下げが600円を超えた。また、上海総合指数も2%超下落するなどアジア株が総じて軟調推移となった。本日の東京市場の豪ドル/円は、株安を受けて79.30円台まで弱含み、11日に付けた月初来安値(79.02円前後)に迫った。もし、これを下抜ければ9月安値の78.67円前後は目前となり、ここをも下回れば2016年11月以来の安値となる。欧米市場でも株安が進んだ場合は要注意だろう。一方、もし欧米市場で株価が反発基調となれば、豪ドル/円にも上昇圧力がかかると見られ、20日移動平均線などが通る80円台半ばまで戻りの余地が広がりそうだ。シカゴ通貨先物市場における投機筋のネットポジションは、過去最高水準の豪ドルショート(売り超)となっており、ショートカバーの動きが強まりやすいと考えられる。豪ドル/円は、株価に最も影響されやすい通貨ペアのひとつと考えられるだけに、本日の欧米株式市場の動きが注目されよう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)