中国のバブル崩壊懸念に加え、イタリアの拡張予算案やサウジアラビア人ジャーナリスト失踪問題などが市場センチメントを圧迫しており、昨日はNYダウ平均が320ドル超値下がりするなど世界的に株価が下落した。

 そうした中、先週末に9割を超えていたカナダ中銀による10月利上げの確率(カナダ金利デリバティブ市場が織り込む0.25%利上げの可能性)は、一昨日には6割台に低下した。一時は規定路線との見方もあった来週の利上げに不透明感が漂い始めた事で、改めて本日のカナダ9月消費者物価指数が注目を集めそうだ。市場予想は、前月比+0.1%、前年比+2.7%、コア前年比+2.0%となっている。なお、前年比の伸び率は7月にカナダ中銀のインフレ目標の上限である3.0%に達したがその後は鈍化傾向にある。本日の9月消費者物価指数は、カナダ中銀にとっても来週24日の政策決定会合に向けた「最終関門」となりそうだ。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)