昨日のNY市場では、イタリアの拡張予算案や、サウジアラビア人ジャーナリストの失踪問題を巡る不透明感などから株価が下落。東京市場では一時112.70円台まで上昇する場面もあったドル/円は、市場センチメントが悪化する中、一時112円台を割り込むなど軟調に推移した。
 本日については、中国市場の動向が市場センチメントのカギを握る事になりそうだ。昨日は上海総合株価指数がほぼ4年ぶりの安値に沈んだほか、人民元の対ドル相場(オンショア)は約1年9カ月ぶりの安値を付けた。同国の景気減速懸念が高まる中、本日は7-9月期国内総生産(GDP)(11:00)や9月鉱工業生産(11:00)などの重要統計が発表される。中国市場がリスク回避ムードを助長する事がないか、まずは確認したいところだろう。
 本日の予想レンジ:111.700-112.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)