豪ドル/円は、先週11日に79.02円前後まで下落したがその後は切り返しており、本日は80.20円台に上昇する場面もあった。11日の79.02円前後を、9月7日に付けた78.67円前後に続く「2番底」にできるか今後の展開が注目されよう。「2番底」が確認できれば、本格的に反発局面に入る可能性もある。ここにきて主要国の株式市場で不安定な値動きが収まりつつある事も豪ドルにとっては心強い下支え要因だ。このまま株式市場が平常モードに戻れば、豪ドル相場の注目点は豪州のファンダメンタルズに移る事になりそうだ。

 なお、昨日発表された豪中銀(RBA)議事録では、「短期的に政策金利を変更する強い根拠はない」としながらも「次の金融政策変更はおそらく利上げになるだろう」との見解が示された。そうした中、明日18日に発表される豪9月雇用統計に注目が集まりそうだ。市場予想は新規雇用者数が1.50万人増(前回:4.40万人増)、失業率は5.3%(同:5.3%)となっている。今回の雇用統計の結果次第では、利上げは早くて1年後(豪金利デリバティブ市場の利上げ織り込み度合いが50%を超えるのは2019年10月の理事会)とする市場の見方に変化が生じる可能性もあるだろう。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)