エヌリンクス <6578> (JQS)は、4月27日に東京証券取引所JASDAQに上場。同社は、「走り続ける、変わり続ける、そして愉しみをつくりだす」という経営理念のもと、「最高の『ウェブ×リアル』カンパニーを創造する」というビジョンを掲げ、主力事業である日本放送協会(NHK)からの放送受信料の契約・収納代行業務を主とする営業代行事業、チャットシステムを利用したお部屋探しサイトである「イエプラ」の運営およびゲーム攻略サイトである「アルテマ」の運営を主としたメディア事業を展開している。営業代行事業を基盤とし、更なるメディア事業の拡大を行い、安定と飛躍の経営実現を目指している。
 
 同社は、成長戦略の一つとして、既存のメディア事業とのシナジーを生み出す事業の可能性を検討していたが、10月12日大引け後に新規事業としてゲームの企画、開発および運営事業を開始すると発表した。同社は、ゲーム攻略サイト「アルテマ」が蓄積してきたゲームユーザーの嗜好性やニーズをゲームの開発に生かすことができ、ゲームユーザーの集客においても、「アルテマ」で当該ゲームの紹介を行うことにより、通常かかる広告費の削減が期待できるため、大きなシナジーを生み出すことが可能という。
 
 同日大引け後に発表した今2019年2月期第2四半期決算は、売上高25億1200万円、営業利益2億5200万円、経常利益2億4800万円、純利益1億5700万円に着地。売上高は、営業代行事業及びメディア事業共に好調に推移し、営業利益は当初計画を13.0%上振れし順調に推移している。
 
 今19年2月期売上高48億5200万円(前期比22.6%増)、営業利益3億5100万円(同11.5%増)、経常利益3億3800万円(同6.8%増)、純利益2億3000万円(同13.6%増)予想は据え置いている。
 
 また、同日立会外分売を実施すると発表。分売予定株数は118,000株で、分売予定期間は10月30日~11月2日。分売の値段は、分売実施日の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。買付顧客1人につき400株更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東証市場第二部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めており、今回の分売は、形式要件を充足するために株式の流動性及び株主数増加並びに株式分布状況の改善を図るためとしている。
 
 株価は、4月27日につけた上場来高値4095円から7月6日の上場来安値2020円まで調整を挟んで10月4日高値3030円と上昇。その後、モミ合っている。12日の第2四半期決算は計画を上回り順調で、通期業績予想の上振れも濃厚で、東証第二部への市場変更も視野に入ることから、25日移動平均線がサポートした感がある。ここから押し目買い優位に上値を試すか注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)