CRGホールディングス <7041> (東マ)は、10月10日に東京証券取引所マザーズ市場に上場した。同社グループは、創業以来、『「人」を大切にする』という考えと『社員一人ひとりと共有できる「組織」作り』という発想から、人材サービスを軸に事業展開している。
 
 同社グループは、同社及び子会社6社で構成されており、コールセンター、オフィスワーク(事務)、介護看護、セールス(販売、接客)、ワークス(物流倉庫、製造、軽作業)、IT技術者の6つの区分に特化する形式で事業運営している。
 
 同社グループは、クライアントから求められる人材・システムを迅速かつ柔軟に供給していくためには、「HRテック(Human Resource)×Technology」を最大限に活用していくことが不可欠だと考えており、採用活動における高精度AIマッチング、AI音声の活用、RPAによる業務効率の向上、次世代型人事労務管理システムといった最新の技術を積極的に取り入れている。
 
 前2018年9月期第3四半期業績実績は、売上高155億1400万円、営業利益5億1200万円、経常利益5億1300万円、純利益3億2000万円に着地。主力サービスである人材派遣紹介事業において、既存クライアントの取引規模拡大に加え、新規クライアントの獲得に注力。また、個別交渉の結果として、派遣キャストの人件費高騰を請求単価に転嫁、売上高及び売上高総利益率の上昇につなげた。
 
 前18年9月期業績予想は、売上高205億0700万円(前の期比8.8%増)、営業利益5億6200万円(同2.1倍)、経常利益5億6100万円(同93.1%増)、純利益3億2900万円(同64.3%増)を見込む。上場で調達資金は業務効率化に向けたシステム開発や新規出店費用、借入金返済、人材採用などに充てる計画で、年間配当は、無配を予想している。
 
 株価は、上場初日の10月10日に公開価格1120円の1.63倍相当の1832円で初値をつけ、同高値1964円と上昇。同11日安値1615円と下げてモミ合っている。クライアントからの多様な要望に対応可能な専門性の高い登録人材、専門分野に特化した事業活動で蓄積された人材派遣に関わる独自のノウハウを持ち、ITの効果的な積極活用による高付加価値サービスを創出し、全国の主要都市を中心とした拠点を積極的に展開しているが、政令指定都市を中心に営業エリアを拡充しており、高い成長が期待される。BPO(業務受託アウトソーシング)、RPA(ロボットによる業務自動化)のテーマに乗り、今19年9月期2ケタ増益が観測されており、11月中旬に予定される9月期本決算の発表に期待は持てる。1650円どころで下値を固めるか注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)