マレーシア系百貨店パークソン(Parkson=百盛)が運営するホーチミン市2区ハノイ大通り沿いのショッピングセンター(SC)「パークソンカンタビル(Parkson Cantavil)」が10月上旬に閉店した。パークソンがベトナム店舗を閉店するのはこれが5店舗目。

  パークソンは、経営不振により2015年1月にハノイ市ナムトゥーリエム区にある京南ハノイランドマークタワー内の「パークソンカンナム(Parkson Keangnam)」、2016年5月にホーチミン市7区フーミーフン新都市区の「パークソンパラゴン(Parkson Paragon)」、同年12月にハノイ市ドンダー区の「パークソンベトタワー(Parkson Viet Tower)」、2018年1月にホーチミン市11区の「パークソンフレミントン(Parkson Flemington)」を次々と閉店している。

  これにより、ホーチミン市で営業する「パークソン」の店舗は、◇1区の「パークソンレタントン(Parkson Le Thanh Ton)」、◇タンビン区の「パークソンCTプラザ(Parkson CT Plaza)」、◇5区の「パークソンフンブオンプラザ(Parkson Hung Vuong Plaza)」の3店舗のみとなった。

  同社の親会社であるパークソン・リテール・アジア(Parkson Retail Asia)の2017-2018年度(2017年7月~2018年6月まで・未監査)は、▲4010万USD(約▲44億5000万円)の赤字となっている。

  パークソン・リテール・アジアは同年度に8か所のSCの閉店を余儀なくされた。マレーシア、インドネシア、ミャンマー、ベトナムの4か国での事業はいずれも経営不振に陥っており、中でもベトナム事業の効率性が最も悪い。(情報提供:VERAC)