昨日のドル/円は弱含みの推移となり、113円台を維持できずにクローズ。中国株の下げが落ち着いた事からアジアタイムは底堅く推移したが、一時約7年ぶりの高水準に上昇していた米10年債利回りが低下に転じたため、NY市場でドル売りに傾いた。ドル/円は、本日も主要国の株価や米長期金利の動向を睨んだ展開となろう。
 チャート面では、一昨日、昨日とサポートになった20日移動平均線を維持できるかが焦点となりそうだ。同線は本日早朝時点で113.00円前後にせり上がっているが、これを超えて終えられれば下値切り上げ型のチャートフェースとなり、底打ちのシグナルとなる可能性もある。一方、同線を割り込んでしまえば、8月安値と10月高値の38.2%押しにあたる112.72円前後や、日足一目均衡表の基準線が通る112.46円前後を試す展開になりそうだ。足元のドル/円は、短期的なトレンドの分岐点にあると考えられるため、20日移動平均線を巡る攻防に注目したい。
 本日の予想レンジ:112.400-113.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)