昨日のドル/円は、朝方に114.55円前後まで上昇して年初来高値を更新したが、その後は一転して114円台を割り込んで下落。NY市場では113.60円台まで下値を拡大する場面もあった。米長期金利の上昇が株安を誘発し、NYダウ平均が200ドル超下落したためリスク回避の円買いが活発化した。115円台への上伸はひとまずお預けとなったが、今夜の米9月雇用統計(21時30分)で改めてその足がかりを築けるか注目したい。
 なお、市場予想は非農業部門雇用者数18.5万人増、失業率3.8%、平均時給前年比+2.8%(前月比+0.3%)などとなっており、比較的良好な結果を見込む向きが多い模様だ。その他、昨日のドル売り・円買いは、日銀が超長期債の利回り上昇を容認するとの観測報道がきっかけになったとの見方もある。本日の日銀国債買入れオペ(10時10分、10-25年、25年超)にも市場の関心が向かいそうだ。
 本日の予想レンジ:113.200-114.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)