ヴィスコ・テクノロジーズ <6698> (JQ)は画像検査処理装置のファブレスメーカーである。19年3月期減益予想だが、第2四半期累計予想を上方修正しており、通期予想にも上振れ余地があるだろう。株価は安値圏だったが、急動意で底放れの形となった。基調転換して出直りを期待したい。
 
■画像検査処理装置のファブレスメーカー
 
 画像検査処理装置の製造販売を展開し、コネクタ検査用など電子部品業界向けを主力としている。自社で製造機能を持たないファブレスメーカーである。中期経営計画では、21年3月期の売上高50億50百万円、経常利益7億70百万円、純利益5億30百万円、ROE17.8%を目指している。
 
■19年3月期減益予想だが上振れ余地
 
 19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比4.3%増の34億50百万円、営業利益が22.6%減の3億60百万円、経常利益が21.0%減の3億30百万円、純利益が23.8%減の2億30百万円としている。
 
 第2四半期累計予想は8月10日に上方修正し、売上高が前年同期比12.6%増の18億20百万円、営業利益は3.2%増の2億60百万円、経常利益が3.9%増の2億40百万円、純利益が23.4%増の1億90百万円としている。電子部品業界向けが好調に推移している。
 
 通期ベースでは、主力のコネクタ検査用が堅調に推移し、新規MEMS用途も立ち上がるが、18年3月期に大幅増加したその他電子部品用のスポット案件が一巡し、利益面では研究開発などの戦略的投資負担が影響する見込みとしている。通期予想を据え置いたが上振れ余地があるだろう。
 
■株価は急動意で底放れ
 
 株価(18年4月1日で株式8分割)は安値圏2000円近辺でモミ合う展開だったが、9月末からの急動意で底放れの形となった。10月2日には2820円まで上伸する場面があった。10月2日の終値は2583円、今期予想連結PERは約67倍、時価総額は約154億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線も一気に突破した。基調転換して出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)