昨日のドル/円は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見中に一時113.10円台まで上昇したが、その後は112.60円台へと反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は利上げを決めた上で、年内にもう1回の利上げを示唆したが、声明から「緩和的」との文言を削除した事で利上げ打ち止め時期が近付きつつあるとの見方が浮上。
 パウエル議長がインフレ加速を見込んでいないとした事と相まって米長期金利が低下する中、ドル売り・円買いが優勢となった。ドル/円は年初来高値(113.39円前後)や7月高値(113.16円前後)を超えられなかった事で113円台の上値の重さが鮮明になっており、この水準では戻り売り圧力が強まるだろう。また、トランプ米大統領が今回の利上げについて「好ましくない」と改めて表明した事もドル/円の重しとなりそうだ。
本日の予想レンジ:112.300-113.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)