注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)が本日から始まり、明日には政策金利の発表が行われる。また、明日には金融政策に関する声明発表の他、経済・金利見通しの公表やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見も予定されている。0.25%の政策金利引き上げは確実視されており、利上げ自体は売買材料にならない公算が大きい。焦点は来年以降の利上げペースであり、その最大の手掛りとして政策金利見通しに注目が集まるだろう。

 前回6月に発表した政策金利見通しは、2019年末が3.125%(2019年中に3回の0.25%利上げ)、2020年は3.375%(2020年中に1回の0.25%利上げ)であった。足元の景気や物価の状況に鑑みて、これらの上方改定があるのか注目されるところだろう。また、今回は2021年末の予想値が初めて公開される。景気を刺激も抑制もしない「中立金利」と解釈される長期均衡水準(前回:2.875%)と合わせて注目しておきたい。

 政策金利見通し以外にも、声明で示される景気判断やパウエルFRB議長の会見内容なども合わせて、市場がFOMCのスタンスをどのように受け止めるかがカギとなる。ドル/円が、1月に付けた年初来高値(113.39円前後)を更新してさらに上値を伸ばせるかという観点からも、FOMC後の米株式や米債券市場の動きが重要になりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)