昨日のドル/円は112円台前半で弱もち合いの展開。一時は約2カ月ぶりの高値を付けたが112.40円台で伸び悩むと、112.10円台へ弱含む場面もあった。世界的な株高に加え、米10年債利回りが3.10%台に迫るなど米長期金利が上昇するという絶好の地合いにもかかわらず、小幅に下落した格好だ。四半期末が近付く中、持ち高調整的なドル売りに押された面もあるとはいえ、上値の重さを意識せずにはいられない動きであろう。利上げが確実視される来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、ドル売りが勢いを増す可能性は低いと見るが、中間期末を睨んだ本邦輸出企業の円転観測などから円売りにも傾きにくいと考えられる。
 ドル/円は112円台前半を中心にもみ合う展開が続きそうだ。なお、本日は自民党総裁選が行われるが安倍総裁(首相)の三選が濃厚と見られており、予想通りの結果なら無風通過となる公算が大きい。
本日の予想レンジ:111.800-112.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)