シノケングループ <8909> (JQ)は、アパート・マンション販売の不動産販売事業を主力として、不動産ファンド事業にも進出している。18年12月期増収増益・増配予想である。株価は同業他社の不正行為の連想売りで上場来高値圏から急落したが、9月12日安値から一転急反発している。出直りを期待したい。
 
■アパート・マンション販売の不動産販売事業が主力
 
 アパート・マンション販売の不動産販売事業を主力として、不動産管理関連事業、ゼネコン事業、エネルギー事業、介護事業、その他事業も展開している。
 
 18年3月には国内初の本格的な機関投資家向けアパートファンド「HTT-1号ファンド」を組成して不動産ファンド事業に進出した。18年8月には不動産ファンド事業の次なる一手として、国内初のアパートREITの組成・上場に向けた準備を開始すると発表した。
 
 また民泊関連では18年3月、民泊運営事業のビーコンSTAY社と資本業務提携した。18年4月には民泊対応型アパート第2号案件の開発に着手した。18年12月期中に20棟の新物件開発を目指すとしている。
 
■18年12月期増収増益・増配予想、2Q累計も増収増益と順調
 
 18年12月期連結業績予想は売上高が17年12月期比13.3%増の1200億円、営業利益が4.5%増の135億円、経常利益が8.2%増の132億円、純利益が8.4%増の92億円としている。
 
 第2四半期累計は売上高が前年同期比18.5%増収、営業利益が5.9%増益、経常利益が3.1%増益、純利益が2.5%増益だった。アパート・マンション引き渡しが順調で、第2四半期累計として過去最高を更新した。通期予想に対する進捗率も売上高48.8%、営業利益50.5%と順調である。通期でも好業績が期待される。
 
 配当予想は第2四半期末30円、期末15円としている。18年7月1日付の株式2分割後に換算すると年間30円となり、17年12月期換算後の27円50銭に対して2円50銭増配となる。さらに経常利益が計画を10%以上上回った場合には特別配当を実施する予定だ。
 
■株価は一転して急反発
 
 株価(18年7月1日付で株式2分割)は同業他社の不正行為の連想売りで上場来高値圏1800円近辺から急落したが、9月12日安値1005円から一転急反発している。9月18日の終値は1217円、今期予想連結PERは約4倍、時価総額は約443億円である。出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)