昨日のドル/円は111円台前半へ反落。米8月生産者物価指数の下ブレや、欧州通貨に対するドル売りが重しとなり、前日の上げ幅の多くを失った。チャート面から上値追いの展開も期待されたが、日足一目均衡表の雲上抜けはまたしても「ダマシ」に終わった格好だ。「112円の壁」に挑む事なく、再び一目の雲の中に押し戻されており、すぐに上昇再開機運が高まる展開にはなりにくいだろう。調整のメドとしてはまず、20日移動平均線や一目転換線が通る111.00円台が挙げられる。これを下抜ければ一目基準線や雲の下限がある110.70-80円前後まで下落余地が広がりそうだ。
 なお、本日の注目材料は米8月消費者物価指数(21:30)。昨日の米8月生産者物価指数は、まさかの前月比低下となったが、米8月消費者物価指数は前月比+0.3%、前年比+2.8%と、堅調な伸びが予想されている。
本日の予想レンジ:110.800-111.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)