昨日のドル/円はしっかりの展開。NY市場では、原油高・株高・債券安(金利上昇)の流れの中でドル高に傾き、111.60円台まで上昇した。なお、米労働省が昨日発表した7月求人労働移動調査(JOLTS)によると、求人件数が693.9万件に上り2000年12月の統計開始以来の最高水準を記録。賃金上昇加速への期待も相まって米10年債利回りが再び3%台に迫っている。
 前週の米8月雇用統計以来、「日米金利差」がドル/円相場のエンジンとして復活しつつあるようだ。こうした中、本日のドル/円は5日に付けた月初来高値(111.76円前後)の更新から「112円の壁」に挑む展開が期待されよう。同時に、昨日かろうじて上抜けた日足一目均衡表の雲上限が下値支持として機能するかにも注目したい。
 本日の予想レンジ:111.200-112.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)