ロジザード <4391> (東マ)は、7月4日に東京証券取引所マザーズに上場。同社は、「物流・在庫」にフォーカスしたクラウドサービスを展開。2001年よりEC物流に対応したクラウドWMS(倉庫管理システム)を提供開始、一部上場企業から中小企業まで、数多くの企業の物流現場改善へ貢献している。
 
 倉庫在庫管理システムでは、対象となるEC通販を行っているメーカーや、流通業、3PL企業を顧客として、入出荷作業・棚卸支援機能のサービスを提供している。店舗在庫管理システムでは、対象となる実店舗を保有するメーカーや、流通業を顧客として、入出荷作業・棚卸支援機能、販売登録機能のサービスを提供している。オムニチャネル支援システムでは、対象となる複数店舗を保有する小売業や、流通業を顧客として、販売在庫情報提供機能、商品引当機能、出荷指示機能のサービスを提供している。
 
 前2018年6月期業績実績は、売上高13億4700万円(前の期比25.4%増)、営業利益1億4700万円(同64.1%増)、経常利益1億4000万円(同60.0%増)、純利益9600万円(同70.0%増)に着地。大型の開発案件により大幅に増収となったほか、クラウドサービスも順調に進展し、当初計画を上振し大幅増益だった。
 
 今19年6月期業績予想は、売上高13億0400万円(前期比3.1%減)、営業利益1億6600万円(同13.2%増)、経常利益1億6500万円(同17.9%増)、純利益1億0500万円(同9.5%増)を見込む。新規アカウントの獲得は引き続き順調に推移しているが、アカウント増加を図り、クラウドサービスの売上増加による増益を予想。製品開発ではユーザーの課題に応える製品・サービスの開発を推し進めている。
 
 株価は、7月9日につけた上場来高値3340円から8月16日に上場来安値1747円まで調整、9月6日安値1775円と売り直されている。パートナー企業との製品連携により差別化戦略の推進と、小売業者のオムニチャネル化対応の進展を踏まえた在庫データの付加価値化による顧客基盤の拡充を図る計画で、中長期的な成長が期待される。日柄調整は進んだ感があり、ここからの押し目はリバウンド狙いで買い妙味が膨らみそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)