南アフリカランドが軟調に推移している。アルゼンチンやトルコが見舞われた通貨不安が南アフリカにも伝染しつつあるようで、投機筋の次のターゲットとして浮上したとの指摘もある。実際に南アフリカ経済は脆弱であり、国内総生産(GDP)は前期比年率で2四半期連続でマイナス成長を記録している。もっとも、南アランド売りの理由はファンダメンタルズだけにとどまらない。むしろファンダメンタルズ以上に不安視されているのが米国との対立だろう。

 南アフリカが、「白人農場主らの土地を補償なしに収用することが可能になるよう、憲法条項改正に取り組む方針」と発表した事にトランプ米大統領が噛み付いたため、米国による経済制・・・・

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