昨日のドル/円は小幅続伸も一進一退の展開。ポンドやユーロに買いが集まる中、円とドルはいずれも売られる側の通貨となった。このため、ドル/円は111円台前半では底堅いものの、111円台後半では上値が重いという方向感を欠く動きであった。
 市場の関心は引き続き、米国とカナダの通商協議の行方や米国による対中関税第3弾発動の有無などの貿易問題に向かっているようだ。そうなると、ドル/円の値動きは引き続き限定される公算が大きい。なお、本日のNY市場では米8月ADP全国雇用者数(21:15)や米8月ISM非製造業景況指数(23:00)などの重要統計が発表される。明日の米8月雇用統計を前に、市場の関心を米国のファンダメンタルズに引き戻せるか注目したい。
本日の予想レンジ:111.000-112.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)