東京市場のドル/円は、米中貿易戦争への懸念などから約1週間ぶりに110.80円台まで弱含みましたが、その後は111.10円台まで値を戻すなど、狭いレンジの中で神経質に上下しました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
8/31(金)
17:00 8月ノルウェー失業率
18:00 7月ユーロ圏失業率
18:00☆8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値
21:00 7月南ア貿易収支
21:30 7月カナダ鉱工業製品価格
21:30 7月カナダ原料価格指数
22:45 8月米シカゴ購買部協会景気指数
23:00 8月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
26:30 デギンドスECB副総裁、講演
※☆は特に注目の材料
今夜のNY市場は月末で3連休前の上に重要統計の発表や要人発言の予定もありません。トランプ米大統領の不規則発言さえなければ安全運転モードという事になりそうです。来週の対中関税第3弾(米国が2000億ドル相当の中国製品に関税賦課)の発動が取り沙汰されているものの、市場はまだ半信半疑のようで今日の段階で「決め打ち」は難しいでしょう。
(欧米時間のドル/円予想レンジ:110.400-111.500円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
【今夜の注目材料】8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値
2018-08-31 17:16

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