昨日のドル/円は111円台後半へ上昇した。111円台前半で小動きが続いていたが、米4-6月期国内総生産(GDP)・改定値が予想外に上方修正された事や、英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitへの警戒感が薄れた事でリスク選好が強まり、一時111.80円台まで上値を伸ばした。なお、この上伸によって日足一目均衡表の雲を上抜けており、1日に付けた月初来高値の112.15円前後を視界に捉えている。
 もっとも、昨日のドルは対ポンドを中心に、対ユーロなどでも下落しており、引き続き、リスク選好局面では、円売りと同時にドル売りが強まる傾向が見て取れる。その他、月末接近に伴い、国際投資家の投資配分見直し(リバランス)によるドル売りが出やすいとの観測もある。ドル/円の月初来高値は値位置的には遠くないが、相場の地合いや時期的な面では意外に遠いのかもしれない。
本日の予想レンジ:111.200-112.100円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)