計画投資省がグエン・スアン・フック首相に提出した政府開発援助(ODA)に関する報告で、ODAを原資とする都市鉄道(メトロ)案件5件の投資総額が当初と比べて+132兆5760億VND(約6300億円)増と大幅に増加した。

  5案件の増加額は以下の通り。

<ハノイ市>
・メトロ2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間):8兆7690億VND(約420億円) → 47兆3250億VND(約2260億円)、5.4倍。
・メトロ2号線(ナムタンロン~チャンフンダオ区間):19兆5550億VND(約940億円) → 51兆7500億VND(約2500億円)、2.6倍。
・メトロ3号線(ニョン~ハノイ駅区間):7億8300万EUR(約990億円) → 11億7600万EUR(約1480億円)、1.5倍。

<ホーチミン市>
・メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン区間):17兆3870億VND(約830億円) → 47兆3250億VND(約2260億円)、2.7倍。
・メトロ2号線(ベンタイン~タムルオン間):26兆1160億VND(約1250億円) → 47兆6030億VND(約2280億円)、1.8倍。

  投資総額が増大した原因として、◇用地引き渡しの延期による資材などのコスト増加、◇最低賃金の引き上げによる人件費の増加、◇作業量の増加、◇投資総額の引き上げに関する手続きの所要期間の長さ、◇コンサルティング会社の能力不足、などが挙げられている。

  なお、ハノイ市メトロ2号線の投資総額は19兆5550億VND(約940億円)から 51兆7500億VND(約2500億円)に引き上げられているが、審査を経て33兆5680億VND(約1600億円)へと再び引き下げられる見通しだ。(情報提供:VERAC)