サムスン電子ベトナム(Samsung Electronics Vietnam=SEV)のシム・ウォンファン社長は、2009年4月の操業開始から現在までの10年間に生産した製品の数が10億台に達したことを明らかにした。2018年6月末時点の生産台数は10億5743万3000台に上る。

  ウォンファン社長は、「紅河デルタ地方バクニン省の工場が稼働してから9年、東北部地方タイグエン省の工場は稼働からまだ4年しか経っていない。この短期間に弊社は累計10億台を生産した」と語った。ベトナムが世界で有数のハイテク製品の生産拠点になったことを示すものだという。

  両工場の生産台数は、バクニン工場が約6億2500万台、タイグエン工場は約4億3100万台。10億台の製品には、スマートフォン、パソコン、スマートウォッチのほか、2012年まで生産していたフィーチャーフォンも含まれる。

  サムスンがインドに年産能力1億2000万台の工場を建設したことから、「生産拠点をベトナムからインドに移すのでは」と懸念されていることについて、ウォンファン社長は移転を明確に否定した。ベトナムの工場が97%を輸出しているのに対し、インドの工場は70~80%を国内市場に出荷しており、役割が異なるという。(情報提供:VERAC)