昨日のドル/円は111円台を回復。トルコリラ相場の持ち直しを受けて市場センチメントが改善する中、一時111.30円台まで上昇した。トルコ・ショックは峠を越えたとの見方も出始めており、このまま世界的に株価の反発基調が続けば、ドル/円も111円台後半まで持ち直す事になりそうだ。ただ、トルコと米国の対立はむしろ激化しており、予断を許さない状況にある。
 エルドアン・トルコ大統領が米電化製品の不買運動を実施すると発言した一方、トランプ米政権はトルコが拘束中の米国人牧師を速やかに解放しなければ追加制裁を課すと警告している。本日は、トルコで7月財政収支が発表されるほか、明日にはアルバイラク・トルコ財務相が外国人投資家を集めてテレビ会議を行う。ドル/円は、トルコ情勢に左右される展開がもうしばらく続きそうだ。
 本日の予想レンジ:110.400-111.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)