イボキン <5699> (JQS)は、8月2日に東京証券取引所JASDAQに上場した。同社は、「明るく積極堅実経営」という企業理念のもと、解体工事、スクラップのリサイクル、廃棄物処理を一貫して行うワンストップサービスを通じて日本の資源循環に貢献している。
 
 解体事業では、解体・撤去・収集運搬から、中間処理・最終処分までを施工計画からトータルにサポートし、金属事業・環境事業との連携で徹底したリサイクルを可能にしている。
 
 環境事業では、シュレッダーによる鉄・非鉄金属の分別やプラスチックペレットを製造するマテリアルリサイクル、およびセメント会社向けのサーマルリサイクルに力を注ぎ、同社環境方針の「自己完結型のリサイクル」を実施している。
 
 金属事業では、鉄・非鉄のリサイクル原料化での50年の実績がある。この豊富な経験と知識、技術をもって金属資源の有効活用を実践するリサイクルシステムは関西屈指の処理能力を有している。また、「原料化」する際にニーズに合わせた形状・大きさに加工し製鋼メーカーや国内商社に納入している。
 
 今2018年12月期第1四半期業績実績は、売上高17億9200万円、営業利益1億1700万円、経常利益1億1700万円、純利益7900万円に着地。2017年4月に種子島ロケット発射台などの解体工事実績が豊富な株式会社国徳工業を子会社化したことが寄与し、前年同期を大きく上回り業績は好調に推移している。
 
 今18年12月期業績予想は、売上高63億4400万円(前期比11.3%増)、営業利益2億8000万円(同5.3%増)、経常利益3億円(同8.3%増)、純利益1億9700万円(同1.5%減)を見込む。上場で調達した資金は、設備や人員の増強に充てる計画で、年間配当は期末一括24円を予定している。
 
 株価は、上場初日の8月2日に公開価格1930円を19.7%上回る2310円で初値をつけ、同3日安値2202円と下げた後、6日高値2620円と買い進まれた後、モミ合っている。5年内に売上高100億円(前17年12月期実績56億9900万円)を目指しており、中長期的な成長が期待される。この8月に今18年12月期第2四半期決算の発表が予定されており、押し目買い妙味が膨らみそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)