昨日のドル/円は、110.80円台まで下落して7月31日以来の安値を付けた。本日から始まる日米通商協議(FFR)への不透明感などを背景に調整的なドル売り・円買いが優勢となった。FFRでは、米国側が日本車への自動車関税をちらつかせて輸入拡大などで米貿易赤字削減を迫ると見られている。そうした中、FFR期間中のドル/円は上値の重い展開を強いられそうだ。
 ただ、トランプ米政権の「アメリカファースト」は本質的にドル高政策だ。世界的に株価が大崩れするなどのショックが起きなければ、ドル/円が大きく下押しする公算は小さいだろう。110円台半ばは7月後半にサポートとなったほか、週足の一目均衡表の雲上限もある。この水準は今回もサポートとして期待できそうだ。
本日の予想レンジ:110.500-111.400円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)