明日の日本時間13時半に豪中銀(RBA)が政策金利発表を行う。政策金利は史上最低の1.50%に据え置かれる事が確実な情勢で、市場の関心はRBAが同時に発表する声明文に集まっている。とはいえ、7月25日に発表された豪4-6月消費者物価指数の伸びが抑制的であった事から、RBAが中立スタンスを変更する可能性は低いと考えられる。このため、声明文の内容が大きく書き換えられる公算も小さいだろう。

 前回の声明では、「景況感は明るい」として楽観姿勢を示しつつも、「賃金の伸びは依然弱い」「インフレ率は低水準だ」などと物価面では厳しい見解を披露。当面は金融政策を変更しない考えを示唆した。今回は、「豪ドルはやや下落したが、依然として過去2年間のレンジの範囲内にとどまっている」とした為替レートへの評価も含めて、微妙な文言の変化を見逃さないよう目を凝らす事になりそうだ。「RBAの利上げは早くても1年後」とする市場の見方に変化が表れるかが焦点となるだろう。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)