3日のドル/円は米7月雇用統計後に弱含む展開となり、一時111.10円前後まで下落した。米7月雇用統計がやや期待はずれの結果に終わったほか、米中貿易戦争激化への懸念が再燃する形でドル売り・円買いが優勢となった。なお、中国当局はこの日、600億ドル相当の米国製品に追加関税を課す報復措置を発表。トランプ米政権が2000億ドルの中国製品を対象とする追加関税第3弾を実施した場合に発動するとした。
 9日から始まる日米通商協議を前に、中国、メキシコに次ぐ対米貿易黒字を誇る日本にも、貿易戦争の戦火が広がる可能性を否定できなくなってきた。こうした不透明感が本日のドル/円の上値を抑えそうだ。そのほか、対米貿易戦争で旗色が悪い中国の株価動向にも注意が必要だろう。
 本日の予想レンジ:110.800-111.700円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)