本日は、英中銀(BOE)が金融政策委員会(MPC)を開き、政策金利発表と同時に議事録とインフレレポートを公表。その後、カーニーBOE総裁が会見を行うという3カ月に一度の「フルメニュー」の中銀イベントで、市場はこの日を「スーパーサーズデー」と呼ぶ。

 今年3回目となる今回の「スーパーサーズデー」では、政策金利を0.50%から0.75%へ引上げると見られており、市場の織り込み度合い(金利デリバティブ市場から算出した0.25%利上げの確率)は9割を超える。このため利上げを発表しても、議事録やインフレレポートから追加利上げの可能性が読み取れなければポンドの上値は限られる公算が大きい。市場には、英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitが来年3月に迫る中、BOEが追加利上げに前のめりな姿勢を示す公算は小さいとの見方が多い。そうした見方に沿った「ハト派色の強い利上げ」となれば、ポンドが反落する事も考えられる。

 議事録で示される利上げ賛成票(前回は9人中3人が利上げを支持したが据置き支持多数で却下)の数や、インフレレポートで示される成長見通しとインフレ見通しなどに注目が集まりそうだ。もちろんカーニー総裁の会見内容も材料視される事になるだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)