ハノイ市で建設中の都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)でこのほど、全区間への送電が開始された。運行準備のための本格的な試運転や各種の検査が実施される。

  鉄道案件管理委員会は周辺住民に対し、工事現場への進入、設置されている設備やその他の財産の取り外しや持ち出し、木材や金属などの柱状の物体の設置など、安全を妨害する危険な行為をしないよう呼びかけた。

  同委員会によると、全13編成の車両はハノイ市ハドン区にある車庫エリア(デポ)に集められている。一部の車両は7月から試運転が行われているが、8月から本格的に試運転が実施され、9月からはシステム全体の試運転に着手する。3~6か月の試運転を経て、営業運転に移行する予定だ。

  メトロ2A号線は全長約13kmの高架鉄道で、12駅が設置される。当初の計画では、建設費5億5286万USD(約614億円)、施工期間2008年11月~2013年11月の予定だったが、実際には着工が2010年4月にずれ込み、建設費も8億6804万USD(約964億円)にまで膨らんでいる。(情報提供:VERAC)