昨日のドル/円は、111.00円を挟んで小幅な値動きに終始。日銀が大規模緩和政策の修正に動くとの見方が広がる中、本日の金融政策決定会合の結果を見極めたいとするムードが支配的だった。一部報道によると、日銀は現状0%前後(事実上0~0.1%)としている長期金利(10年債利回り)誘導目標のレンジを拡大させる事などを検討している模様。
 報道ではこれを「柔軟化」と呼んでいるが、安易に誘導目標レンジを拡大すれば「利上げ」となってしまう。インフレ率が目標の半分にも届かない中で「利上げ」に動けば、円高・株安を招きかねない事から、日銀としても慎重にならざるを得ないところだろう。今回、日銀が緩和修正に動くにしても動かないにしても、黒田総裁が会見で今後の金融政策についてどう説明するかが最も重要となりそうだ。
 本日の予想レンジ:110.200-111.700円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)