27日のドル/円は、日銀による緩和策修正への警戒感と、米国内総生産(GDP)発表後の出尽くし感から弱含む展開となった。日銀は大規模緩和の持続性を高めるために、0%前後としてきた長期金利誘導目標の柔軟化を検討している模様。一方、米4-6月期GDPについては約4年ぶりの高い伸びとなったが、トランプ米大統領の発言などで大きく上昇していた市場の期待を越えられなかった。
 もっとも、日銀の修正検討に「緩和縮小」の意図があるとは思えない事や、米連邦準備制度理事会(FRB)は今後も利上げを継続する可能性が高い事を考えれば、ドル売り・円買いが継続する公算は小さいだろう。ドル/円は、111円台半ばの20日移動平均線が上値抵抗となる一方、110円台半ばは引き続きサポートとして機能しそうだ。
 本日の予想レンジ:110.400-111.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)