東京市場のドル/円は、日本の長期金利が高止まりする中で円買いが優勢となり、一時110.90円台まで下落しました。日銀が午後に指値オペを通知して金利上昇をけん制すると111円台を回復しましたが、下落前の水準には戻せず、上値の重い展開となりました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。


7/27(金)
21:30☆4-6月期米GDP・速報値
22:00  6月メキシコ貿易収支
23:00  7月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
----  BRICS首脳会議(南ア・ヨハネスブルグ、最終日)
※☆は特に注目の材料


 今夜は米4-6月期国内総生産(GDP)・速報値(21:30)に関心が集中しています。トランプ米大統領は5%に近い伸びを期待している、との報道があったほか、大統領本人は「5.3%にはならないだろうが、3.8%、3.9%でも良い結果だ」と思わせぶりな発言をしています。市場予想は前期比年率4.2%前後ですが、市場参加者の期待度はもう少し上昇していると見たほうが良いでしょう。ドル/円については、上方向にも下方向にもリスクを想定せざるを得ないという、多少やっかいな材料と言えそうです。


(欧米時間のドル/円予想レンジ:110.400-111.800円)

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)