25日の原油先物市場は、米国内の原油やガソリン在庫の大幅減少を示す統計を好感し、続伸した。米石油協会(API)が前日夕方に発表した週報で、原油やガソリンの在庫減少が示されたことに買い安心感が広がり、相場は朝方にかけておおむね堅調に推移。午前に米エネルギー情報局(EIA)が週報を発表すると一段と上げ幅を拡大した。EIAによると、20日までの1週間の米原油在庫は4億0490万バレルと前週から610万バレル減少し、2015年2月以来3年5カ月ぶりの低水準を記録。ただ、EIA週報の発表と前後して、外国為替市場でドル買い・ユーロ売りが活発化していたため、原油はいったん売り戻されてマイナス圏に沈む場面もみられたが、その後は再び買いが優勢となった。CL_はこの日69.32ドルで引けた。

25日のスポット金市場は、対ユーロでのドル安先行に伴う割安感などから買われ、3営業日ぶりに反発した。外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが午前中ごろまで優勢だったため、ドル建てで取引される金は割安感に支えられ、堅調に推移した。また、金相場は最近約1年ぶりの安値水準を推移していたことから、この日は安値拾いの買いやショートカバーも入った。ただし、4~6月期米実質GDP(国内総生産)統計や米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを控えており、様子見する姿勢も広がっている。XAUUSDは1231.45ドルで取引を終えた。(情報提供:東岳証券)