東京市場のドル/円は、ゴトー日(5・10日)の仲値に向けたドル買い観測で111.30円台まで上昇したものの買いは続かず、米欧首脳会談などの重要イベントを控えて111円台前半での小幅なレンジで推移しました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

7/25(水)
17:00 6月ユーロ圏マネーサプライM3
17:00☆7月独Ifo企業景況感指数
23:00☆6月米新築住宅販売件数
22:00 5月メキシコ小売売上高
23:30 EIA週間原油在庫統計
26:00 米財務省、5年債入札(360億ドル)
-----☆米EU首脳会談(ワシントン)
※☆は特に注目の材料

 米欧首脳会談については、トランプ米大統領と欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長がワシントンで会談します。ただ、トランプ大統領は「EUは貿易上の敵」と言い放っており溝は深そうです。EU側ではフランスのルメール経済・財務相が「議論する前に、米国は『理性を取り戻して』鉄鋼・アルミニウム輸入関税を撤回すべきだ」と述べています。こうした点から見る限り、会談に成果は期待しにくいところで、あからさまな失敗に終わらない事を願うしかなさそうです。たとえ会談が上手く運ばなくても、貿易戦争はドル高要因との見方が定着しつつあるようなので、ドル/円の下値は限られそうです。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:110.700-111.800円)

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)