週明け23日の原油先物市場は、需給引き締まり観測などを背景に買われ、反発した。官民発表の週間在庫統計で原油在庫やガソリン在庫の取り崩しが予想されており、需給不均衡に対する警戒感が後退しているため、原油買いが後押しされた。また、中国政府は23日に開催した「国務院常務会議」で、対米貿易摩擦に伴って景気が悪化する事態に備え、インフラ投資促進を通じて安定成長を維持する方針を決めた。これを受けて、米国との「貿易戦争」が本格化しても中国のエネルギー需要が大きく落ち込むことはないとの観測などが原油相場の下支えとなった。CL_はこの日68.73ドルで引けた。

24日のスポット金市場は、新たな取引材料待ちで動意に乏しくほぼ横ばいとなった。根強い米利上げの継続観測などを背景に、未明の外国為替市場ではドルが対ユーロで一時急伸。金は割高感から早朝まではマイナス圏を推移していたが、朝方にドル買いの勢いがいったん緩んだため、ショートカバーや安値拾いに支えられる形で小高い水準を回復。週末27日に発表される2018年4~6月期の米実質GDP(国内総生産)統計結果を見極めたいとの様子見ムードも強かった。XAUUSDは1224.30ドルでこの日の取引を終えた。(情報提供:東岳証券)