米国市場は、足もとトランプ大統領の保護主義による影響など不安要素はあるが、底堅い企業の業績拡大が下支えとなり、引続き堅調に推移する見通しだ。このような中、長期にわたり上昇を続けているNYダウの注目が高まっている。NYダウ連動型インデックスファンド「SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド」は、残高規模、取扱販社数の多さなどで同カテゴリーを代表するファンドだ。同ファンドの魅力について、三井住友トラスト・アセットマネジメント投信営業第一部地域金融機関営業室の石崎朋子さん(写真:右)、藤原麻衣さん(写真:左)に聞いた。

 ――「SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド」は、どんなファンド?

藤原 名前の通り、NYダウに連動する投資成果をめざすインデックスファンドです。米国を代表する株価指数のNYダウは、米国のみならず世界の株式市場の動きに影響を与える指数といえます。それをベンチマークとする当ファンドは、非常に多くのお客さまにご購入いただき、足元では残高が300億円近くになっています。

 ――ファンドの魅力は?

藤原 シンプルで分かりやすいということです。ベンチマークのNYダウは、日本でも毎日のニュースや新聞で取り上げられますので、日々の動きについて簡単に情報が得られることが、投資をしやすいポイントのひとつです。

 また、米国を代表する優良企業30社で構成され、アップル、ウォルト・ディズニー、コカ・コーラなど、日本でも良く知られた企業が採用されています。外国の株だからよくわからないというお客さまにも、実際に採用されている銘柄をご紹介すると、「良く利用している製品やサービスの会社が多い」と一気に親しみを持っていただくことが多くなっています。良く知っている企業が多いというのも投資しやすいポイントです。

石崎 NYダウは長期でみると大きく上昇しています。たとえば、1987年12月末のNYダウは1938ドルでしたが、今年6月末には2万4271ドルと、30年余りで12.5倍に上昇しています。これは採用企業の多くが米国内だけでなく、グローバルに活躍し、世界経済の成長を取り込みながら収益を伸ばしているためといえます。

 また、組み入れ銘柄は、産業構造の変化などを捉えて見直しを行い、収益性や成長性の期待の高い企業に投資をし続けることができるという特性があります。直近でも、6月にNYダウ創設当初から唯一残っていたゼネラル・エレクトリックを除外し、世界最大級のドラッグストアチェーンであるウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが新たに組み入れられました。これは、米国の産業構造が製造業から消費やヘルスケアへと変化していることを踏まえた入れ替えです。

 このように、NYダウは時代の変化に応じ、企業の継続的な成長性や投資家の関心を考慮した銘柄入れ替えを行うことで、その時代に合った米国企業の成長を取り込むことができるため、長期で指数の成長が期待できます。このような指数に連動するインデックスファンドの魅力は大きいといえます。

 ――米中貿易摩擦の影響など、米株式市場の見通しは?

石崎 引き続き、堅調な雇用や減税効果等が支えとなり、内需が底堅く推移することで、米国景気は良好さを保ち、企業収益も増益の見込みです。しかしながら、短期的には米中の貿易摩擦の激化など株式市場にとって懸念材料もくすぶっています。

 このように短期的な変動には注意が必要ですが、中長期の観点では、世界の成長を取り込むNYダウ採用銘柄の優位性には大きな変化はないものと考えます。

 過去、NYダウは、2008年のリーマンショック時には、2007年10月の高値1万4164ドルから2009年3月の安値6547ドルまで50%以上下落しましたが、その後は、企業業績の回復とともに反転し、下落前の水準を大幅に上回り上昇が続いています。

 ――最後に、どのようなお客さまに向いているのか教えてください。

藤原 「SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド」なら、シンプルで分かりやすい商品性から、投資初心者のお客さまにはもちろん、日本株ファンドやバランスファンドなど既に投資経験豊富なお客さまにも地域分散や収益の上乗せに期待して保有していただきやすいファンドです。

 また、このファンドには、為替ヘッジありのファンドもご用意していますので、為替変動の影響はできるだけ小さくしたいというお客さまなど、円高の傾向が強まる局面などでは、為替ヘッジありのファンドを選択いただくこともできます。幅広いお客さまにご利用いただきたいと思います。(情報提供:モーニングスター社)