昨日のドル/円は小幅続落。111円台半ばでは上値が重かった一方、110円台に差し込むと買いが入るなど下値も堅かった。本日ワシントンで行われる米欧首脳会談を前に積極的な取引は手控えられたようだ。トランプ米大統領が「欧州連合(EU)は貿易上の敵」と言い切るなど米とEUの溝は深く、本日の米欧首脳による通商協議の行方は不透明と言わざるを得ない。
 こうした中ではドル/円が112円台に復帰する展開は期待しづらいだろう。もっとも、市場では貿易戦争はドル高要因との見方も根強い。また、27日に発表される米4-6月期国内総生産(GDP)が年率5%近い高成長を示すとの期待もある。ドル売りが続く地合いではないと見られ、ドル/円の110円台後半は引き続きサポートになるだろう。
 本日の予想レンジ:110.700-111.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)