昨日のドル/円は、米長期金利の上昇を背景に111円台割れから持ち直した。こうした動きは、トランプ米大統領による金利上昇やドル高への批判が「的外れ」であるという市場の評価を物語っている。日銀の緩和策微修正観測についても、大規模緩和の縮小や終了を見据えたものではなく、長期化に主眼を置いたものと見られる事から円高材料にはしにくいだろう。
 ドル/円が上昇トレンドを再開するには、多少の時間を要する可能性はあるが、昨日の下げ止まりでひとまず下値は確認したと言えよう。日足チャート上で110円台に向けて長く伸ばした下ヒゲも底入れを示唆しており、110円台後半は押し目買いのポイントとして意識されそうだ。
本日の予想レンジ:110.800-112.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)