第一精工 <6640> は、コネクタを主力としてエレクトロニクス機構部品や自動車電装部品などを展開している。18年12月期は需要が好調に推移して2桁増益予想である。株価は年初来安値圏だが売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。
 
■コネクタを主力にエレクトロニクス機構部品や自動車電装部品を展開
 
 コネクタを主力として、エレクトロニクス機構部品、自動車電装・関連部品、半導体設備関連などを展開している。
 
■18年12月期増収・2桁増益予想
 
 18年12月期の連結業績予想は、売上高が17年12月期比6.1%増の551億円、営業利益が26.7%増の33億円、経常利益が27.5%増の32億円、純利益が31.9%増の22億円としている。
 
 第1四半期は売上高が前年同期比6.3%増収だが、営業利益が46.5%減益、経常利益と純利益が赤字だった。売上面では、スマホ向けRF同軸コネクタが伸び悩んだが、ノートPC向け細線同軸コネクタや車載用コネクタなどの需要が好調に推移して増収だった。また粗利率も0.2ポイント改善した。ただし人件費や研究開発費など販管費が増加し、営業外では債権債務の評価替えに伴う為替差損が発生した。
 
 通期ベースでは車載用コネクタなどの需要が好調に推移し、粗利益率改善も寄与して2桁増益予想である。第1四半期の進捗率は低水準の形だが、エレクトロニクス関連業界は第2四半期、第3四半期の構成比が高いため、通期ベースでの好業績を期待したい。
 
■株価は売り一巡して出直り期待
 
 株価は7月5日の年初来安値1653円まで下押したが、その後は下げ渋る動きで売り一巡感を強めている。7月23日の終値は1682円、今期予想連結PERは約13倍、時価総額は約281億円である。出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)