ツナグ・ソリューションズ <6551> は、アルバイト・パート採用代行サービスを主力としている。7月18日付で東証マザーズから東証1部に市場変更した。18年9月期は需要が高水準に推移して増収増益予想である。株価は6月の戻り高値から反落してやや乱高下の形となったが、下値を着実に切り上げている。
 
■アルバイト・パートの採用代行サービスが主力
 
 アルバイト・パート専門に採用・定着・育成を提案するコンサルティング会社である。アルバイト・パート採用代行サービスのRPO(リクルート・プロセス・アウトソーシング)事業を主力として、人材派遣、短期アルバイト専門求人サイト「ショットワークス」運営、コンビニ店舗運営・研修なども展開している。
 
 17年9月期のRPO事業の顧客数は283社、総店舗数は約7.5万店舗、利用応募者数は80万名超だった。
 
 18年1月スタープランニングを子会社化、Emotion Techと資本業務提携、18年5月Orarioと資本業務提携、エスプール<2471>と共同サービス提供開始、IIJグローバルソリューションズと業務提携、18年6月子会社テガラミルとEmotion Techが「こころミル」を共同開発した。
 
■18年9月期増収増益予想
 
 18年9月期連結業績予想(2月14日に売上高を増額、利益を減額修正)は、売上高が17年9月期比21.5%増の84億79百万円、営業利益が19.9%増の3億62百万円、経常利益が16.6%増の3億26百万円、純利益が15.0%増の1億59百万円としている。スタープランニングを子会社化したことに伴って株式取得費用やのれん償却費用を計上するが、需要が高水準に推移して増収増益予想である。
 
 第2四半期累計は売上高が前年同期比22.0%増の41億58百万円、営業利益が33.8%減の1億23百万円、経常利益が23.4%減の1億39百万円、純利益が36.3%減の55百万円だった。
 
 人材サービス事業(採用代行サービスや派遣など)は需要が高水準に推移し、スタープランニングの新規連結も寄与して26.4%増収だが、M&A関連費用や先行投資負担で71.5%減益だった。メディアサービス事業(アルバイト求人サイト運営など)は需要が高水準で21.8%増収、19.3%増益と好調に推移した。リテールサービス事業(コンビニ運営)は3.3%減収だが、赤字が縮小した。
 
 第2四半期累計の利益進捗率が低水準だが、通期ベースで好業績を期待したい。
 
■株価は下値切り上げ
 
 株価は6月の戻り高値1878円から反落してやや乱高下の形となったが、3月安値1148円から下値を着実に切り上げている。7月20日の終値は1538円、今期予想連結PERは約71倍、時価総額は約112億円である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)