19日の原油先物市場は、NY時間未明から朝方にかけ、外国為替市場でドルがユーロに対して上昇し、原油は割高感に押されてマイナス圏に転落。その後はドル買いの勢いが緩む中、サウジのアルアマ石油輸出国機構(OPEC)理事が同国の原油輸出量について、7月は6月並みになるとした上で、8月は日量10万バレル程度減少する見込みとの声明を発表したとの報が流れたことで買い意欲の回復につながった。ただし、70ドルの節目近辺では持ち高調整の売りも出やすく、一段の相場上昇にはつながらなかった。CL_は最終的に67.98ドルで取引を終えた。

19日のスポット金市場は、ドル高・ユーロ安の先行に伴う割高感に圧迫され、反落した。この日の外国為替市場ではドル高・ユーロ安が先行し、ドル建てで取引される金塊の割高感につながったため、金相場は未明から軟調に推移していた。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が過去2日間の上下両院での議会証言で、米景気に対する楽観的な見通しを示し、緩やかな利上げを進めていく方針を明らかにしたことも、金利を生まない資産である金には重しとなった。この日のXAUUSDは1222.70ドルで引けた。(情報提供:東岳証券)