ドル/円は、今年1月以来約半年振りに113円台を回復。1月8日に付けた年初来高値113.39円前後の更新を視野に入れた動きとなっている。このまま一気に高値更新となるか、欧米市場の展開に注目しておきたい。

 手掛り材料はやや手薄だが、それは「ノイズ」が入りにくいと解釈する事もできる。足元のように「流れ」が固まりつつある相場展開においては、「ノイズ」が入りにくいという事は相場展開の「流れ」が変わりにくいという事でもあろう。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が昨日の議会証言で「連邦政府の税・歳出政策は今後も景気拡大を支援する可能性が高い」「世界の一部では不確実性が増しているものの、国外経済の成長見通しは引き続き堅調だ」などと楽観的な見通しを示した事で、リスク選好の「流れ」が広がっている。本日も同内容の証言が下院に所を替えて行われる予定であり、ドル高・円安の「流れ」が変わる公算は小さいだろう。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)