週明け16日の原油先物市場は供給逼迫懸念が後退する中で売り込まれ、大幅反落した。リビア国営石油(NOC)が先週、不可抗力条項などで閉鎖していた4つの石油輸出港と2つの油田での操業を再開。また、ロシアのノバク・エネルギー相が13日、原油供給不足で世界市場に影響が及んだ場合には、他の主要産油国とともに増産する可能性があると表明したことを受けて、供給逼迫懸念が後退。利益確定の売りなどもかさむ形で下げ足を速め、CL_は最終的に67.94ドルで引けた。

週明け16日のスポット金市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの加速観測などに圧迫され、小幅に続落した。この日の外国為替市場ではドルが対ユーロで下落。ドル建てで取引される金は割安感から買われ、早朝まで堅調に推移していた。ただ、この日朝方に発表された小売売上高も含めて最近の米経済指標が総じて好調な内容であることから、FRBによる利上げペースが加速するのではないかとの観測が広がる中、金利を生まない資産である金には下押し圧力がかかり、相場はマイナス圏に沈み、XAUUSDは最終的に1240.70ドルで引けた。(情報提供:東岳証券)