昨日のドル/円は、前週末に付けた約半年ぶりの高値(112.80円前後)を超えられずに小幅続落。米6月小売売上高は予想どおりに高い伸びを示したが、ドルの上昇には繋がらなかった。もっとも、112.20円台で下げ渋るなど下値も限られた。市場は本日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に注目している模様。
 なお、パウエル議長は先週のラジオ番組で「米経済は非常に良好」との認識を示しつつも、「通商政策変更による経済への影響を巡る懸念の高まりを耳にしている」と付け加えた。議会証言を無難にこなせばドル高の流れが再開する可能性もあるだけに、緩やかな利上げを継続するとの従来の姿勢に変化がないか確認したいところであろう。そのほか、本日は米6月鉱工業生産(22:15)の発表も予定されている。
本日の予想レンジ:111.800-113.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)